銘柄分析

【分析】連続増配ETF「VIG」はどんなETF?配当利回りも解説

この記事では、米国の連続増配株ETF「VIG」について詳しく解説していきます。

米国株投資を始めると、いずれ「VIG」というETFに出会うと思います。そうすると、、、

 

VIGってどんなETF?構成銘柄は?配当金は?利回りは?セクターは?

 

このように色々な疑問が出てくると思います。

実際に私も米国高配当株投資を始めた時は、「え、VIGって何?」といった状態でした・・・。しかし、経験を積んで色々なETFに投資をしていると、かなり詳しくなってきました。(VIGにも投資したことがあります。)

そこで今回は、投資系YouTuberのたかやん(登録者

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人)が、

 

VIGの概要、配当やセクターなど全てわかりやすく解説します!
たかやん

 

この記事でわかること

  • VIGの基本情報・セクター・銘柄
  • 配当金の実績や推移
  • 配当利回りの状況
  • メリットやデメリット
  • VIGの買い時

 

こういったことがわかります。

そしてこの記事1つでVIGの基礎知識が身に付くだけではなく、ご自身が投資されるにあたっての判断材料にもなります!

 

実際に保有をしている私だからこその体験談もあるので、ぜひ最後までご覧ください!

 

▼銘柄情報は動画でもまとめています▼

 

【分析】連続増配ETF「VIG」はどんなETF?

VIGの正式名称は、「バンガード・米国増配株式 ETF」です。ただこの名称は特段覚えておく必要はなく、「VIG」というものだと思っていただければOK!

まずはVIGの基本的な内容を以下の4つのポイントでまとめていきます。

 

  • 基本情報
  • チャート
  • 主要構成銘柄
  • 構成セクター比率

 

基本情報

それではVOOの基本情報をざっとまとめていきます!

 

VIG基本情報

項目 内容
運用会社 バンガード社
設定日 2006/4/21
連動指数 NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス
構成銘柄数 約210銘柄
株価 139.71ドル
配当利回り 1.60%
配当月 3月、6月、9月、12月
1年間配当金 2.2306ドル(2020年9月までの直近1年実績)
経費率 0.06%

※2020/12/15時点

 

VIGが連動を目指すインデックスは「NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス」です。連動を目指す指数は長ったらしいので覚えなくてOKで、次のポイントだけ把握しておきましょう。

 

  • VIGは10年以上配当を増やし続けている(増配)企業を集めたETF
  • 大型株を中心に概ね200銘柄くらいに投資できる

 

こんな感じ。あと10年以上の連続増配実績があっても、増配の可能性が低いと構成銘柄からは外されます。

この1本のETFだけで、米国の連続増配株式に投資できて、その経費率(運用にかかるコスト)は激安の0.06%です。これは圧倒的な低コストETFです。

日本のETFと比べてももうお話にならないくらい低水準です。

 

ちなみに日本の米国株投資家、特に高配当株投資家の間では、VYMの方が有名かもしれません。しかし、このVIGの方がETFの規模としては大きいです。

 

 

チャート

次はチャートです。2020年12月15日時点の年初来チャートを載せておきました。(比較するため、S&P500連動のETF「SPY」のチャートも載せました)

緑色が「VIG」、青色が「SPY」のチャートです。

 

3月のコロナショックで大きく下げて以降、上がったり下がったりを繰り返しつつ、急激に回復しましたね。チャート的にはS&P500の方が良いですが、大きな差はないのかなーといった印象。

この辺りは、ハイテク株の状況が影響しているんだと思われます。S&P500の方がハイテク株の割合が多いですし・・・。

 

いずれにしろ、VIGは素晴らしい成績です・・・
たかやん

 

ではさらに長期で見てみましょう。設定された2006年頃からの長期チャートは以下の感じ。(同じようにS&P500連動のSPYのチャートも載せます)

 

どちらも綺麗な右肩上がり、パフォーマンス的にも大きな差はありません。

ただ注目していただきたいのが、リーマンショックのあたりの成績です。リーマンショックでの下落率はVIGの方が少なく、その後のパフォーマンスはVIGの方が優秀でした。

 

連続して増配ができるというのは、業績の裏付けがあってこそ。そして業績がいい会社というのは株価も比較的底堅いというのが感じとれますね。

配当が連続して増えていくことも魅力ですが、こんな感じで株価の上昇によるキャピタルゲインも狙えるのがこのVIGの魅力と言えます。

 

ちなみに米国株といえば、他にもVTIy VOOが有名です。こちらは王道のインデックスファンドなので、おそらく投資されている方が多いと思います。

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このVIGやVTI、VOOといったETFは成績にそこまでの大差はございません。

 

主要構成銘柄

次はVIGの主要構成銘柄10社ですが、2020年11月30日時点だと以下のようになっています。

 

VIGは時価総額加重平均型のETFです。なので時価総額が大きい銘柄ほど構成割合が多くなります。ぱっと見の印象ですが、米国有名企業がずらっと並んでいますね。

ウォルマート、マイクロソフト、P&G、ビザ・・・などなど。

 

銘柄数も約200銘柄と分散されており、これ1本で米国の連続増配企業に手軽に投資することが可能です。

VTIやVOOのインデックスもいいですが、このVIGも良いパフォーマンスが期待できると思います。

 

構成セクター比率

次は構成セクターの比率ですが、7月時点のものをグラフでまとめると以下となります。

 

一番大きいものは情報技術で、全体の18%になっています。情報技術というとハイテク株、ハイテク株は配当が少ないような感じもあるので少し意外かもしれませんね。

そしてトップ3を眺めてみると・・・

 

  • 情報技術
  • 生活必需品
  • ヘルスケア

 

こんな感じ。情報技術はともかく、生活必需品とヘルスケアあたりはディフェンシブセクターだと思いますので、連続増配の銘柄が多いというのも納得ですね。

あとは資本財のセクターにも連続増配企業が多いということが、このグラフからわかります。

 

VIGの配当金と利回り

VIGに投資をする目的は、連続増配に着目してトータルリターンだと思います。トータルリターンというのは、値上がり益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)の合計です。なので配当金も気になりますよね・・・!そこでここからは気になるVIGの配当金関係の情報をまとめていきますね!

 

  • 配当金実績と推移
  • 最新の配当利回りは?
  • 配当金はいつもらえるのか?

 

グラフなども使いながら、わかりやすくまとめていくので、ぜひ投資の参考にしてみてくださいね!
たかやん

 

配当金実績と推移

まずは配当金の実績と推移を確認していきます。まずは年間ベースでまとめると以下のグラフになります。

 

 

2020年までの配当金の実績です。2006年の設定以降、所々小さな減配はあるものの、順調な右肩上がりです。

そして過去5%を超える減配をしたことがないという安定っぷり・・・。そしてVIGがリーマンショック前の2006年設定と考えると、抜群の成績ですね!

ちなみに株価と利回りの推移は以下のグラフになっています。

 

青の株価は綺麗な右肩上がりです。ただ利回りはそこまで高くはありませんね・・・。次の配当利回りの項目で解説していきます。

 

VIGの配当利回りは?

VIGの配当利回りは、以下の通りとなっています。

 

VOOの利回り情報

項目 内容
配当利回り 1.65%
過去平均利回り 1.93%
過去最高利回り 3.36%
過去最低利回り 0.19%

※2020/12/21時点

過去平均利回りは1.93%で、現状が1.65%・・・利回りの水準からは割高になってしまいますね。もちろん利回りだけが割安さを示すものではありません。

VIGは配当も魅力のETFですが、実は配当利回りはそんなに高くないんですよね・・・。(配当金を目当てに投資している私はあまり魅力に感じないところ)

 

VIGは人気ETFですし、なかなか株価も下がってこないんだと思います。そう考えると、2020年3月の暴落局面は絶好の買い場だったと言えそうですね。

 

配当金はいつもらえるのか?

VIGの配当支払い月は四半期に1回となっています。つまり3か月に1回、具体的には3月、6月、9月、12月の年間4回です。

基本的に支払い月の下旬に証券口座に入金されますが、状況によっては入金が翌月になることもございます。

 

2020年9月分の配当金は翌月10月5日に入金

 

2020年6月分の配当金は翌月7月3日に入金

 

VIGに投資するメリットとデメリット

次はVIGのメリットとデメリットを簡単にまとめていきます。VIGに投資をするなら、メリットだけではなくデメリットも確実に把握しておきましょう。

 

3つのメリット

主な3つメリットは以下の通りです。

 

  • 高いトータルリターンが期待できる
  • 1本で米国の連続増配企業に分散投資ができる
  • 激安な運用コスト

 

以上3つです。ざっくりまとめると、「激安な運用コストで、米国の連続増配企業ににまるっとこれ1本で投資ができる」ということ。

1本で米国の連続増配企業に分散投資ができるとしていますが、VIGには約200銘柄しか含まれておらず、米国全体に投資できるVTIのおよそ3,500銘柄と比べると少なくなっています。

あと人気のVOOと比較しても、少なくなっていますね。

 

1つのデメリット

次はデメリットです。メリットは高いトータルリターンが期待できることですが、あえていうならという感じでデメリットも挙げておきます。

 

  • 配当利回りが低いそこまで高くはない

 

そもそもVIGは高い配当金目当てで投資するようなETFではないため、特にデメリットではないとは思います・・・。ただ連続増配ということで、一部配当に着目している場合もあると思うので、デメリットとしてあげておきます。(デメリットも挙げたいので笑)

VIGは米国の連続増配企業に手軽に投資できるETF。メリットとデメリットを解説すると、1記事は完成してしまうので、もっと詳しく確認しておきたい方は別の記事をご覧ください(鋭意作成中)

 

VIGの買い時はいつ?

ここをご覧いただいている方は、VIGことを十分把握して、「さぁ、投資しよう!」と感じていらっしゃる方だと思います。ただそうはいっても「いつ買えばいんだ?」と疑問に感じるかと思うので、私が買い時パターンをご紹介させていただきます。

 

  • 今投資する
  • すぐに投資する
  • この記事を読み終わったら投資する

 

この3つパターン・・・なんじゃそれ!って感じですよね笑。言いたいことは・・・

 

投資するタイミングは常に今!
たかやん

 

ということです。今より下がった時に買えばいいじゃんって言われそうですが、そもそも下がるかわかりませんし、予想するくらいなら、今から淡々と積立投資をした方がいいと思います。このVIGならそれで資産が増えていく可能性は高いと思います。

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめます。

 

  • VIGは米国の連続増配企業に投資できる優良ETF
  • 高いトータルリターンが期待できるのが最大のメリット
  • 経費率(運用にかかるコスト)は0.06%と圧倒的な低水準

 

以上基本的な情報をまとめて見ました。

VIGは王道のインデックスファンド(VTIやVOO)とは異なりますが、同じレベルの高いトータルリターンが期待できる超優良ETF。このファンドを選んでおけば、現状は大きな失敗はありません。(現状としたのは、投資の未来は誰にもわからないからです、一応です。)

このVIGに投資をするだけで米国の連続増配企業ににまるっと投資ができて、本当にお手軽だと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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