【分析】VOOは大人気指数S＆P500連動の定番おすすめETF

この記事では、大人気米国株ETF「VOO」について詳しく解説していきます。

米国株投資を始めるとほぼ必ず「VOO」というワードを目にします。

 

 

このように色々な疑問が出てくると思います。

実際に私も米国株投資を始めた時は「VOOって何？」といった状態でした・・・。しかし、経験を積んでVOOに投資をしていると、かなり詳しくなってきました。

そこで今回は、実際にVOOを保有している投資系YouTuberのたかやん（登録者

29,000

人）が、

 

 

 

こういったことがわかります。

そしてこの記事１つでVOOの基礎知識が身に付くだけではなく、ご自身が投資されるにあたっての判断材料にもなります！

 

実際にVOOを11株保有しています

 

実際に保有をしている私だからこその体験談もあるので、ぜひ最後までご覧ください！

 

▼銘柄情報は動画でもまとめています▼

 

【分析】VOOは大人気指数S＆P500連動の定番おすすめETF

VOOの正式名称は、「バンガード・S＆P500 ETF」です。ただこの名称は特段覚えておく必要はなく、「VOO」というものだと思っていただければOK！

まずはVOOの基本的な内容を以下の４つのポイントでまとめていきます。

 

 

基本情報

それではVOOの基本情報をざっとまとめていきます！

 

VOO基本情報

項目	内容
運用会社	バンガード社
設定日	2010/9/7
連動指数	S&P500
構成銘柄数	約500銘柄
株価	328.69ドル
配当利回り	1.62%
配当月	３月、６月、９月、12月
１年間配当金	5.3483ドル（2020年９月までの直近１年実績）
経費率	0.03%

※2020/11/19時点

 

VOOが連動を目指すインデックスはみんな大好きS＆P500です。これは、米国を代表する大型株約500銘柄で構成されています。

経費率（運用にかかるコスト）は激安の0.03%・・・！圧倒的な低コストETFです。日本のETFと比べてももうお話にならないくらい低水準です。

 

ちなみにこのS＆P500に連動する米国のETFは他にもあります。ただ手数料の面でVOOが有利。

 

 

IVVとVOOは同じ手数料です。どれも同じインデックスに連動するので、パフォーマンスはほぼ変わりません。

ただバンガード社のETFは定期的に手数料の見直しが行われていて、運用規模が大きくなるとコストが安くなります。

100万円運用しようが、10兆円運用しようが、投資にかかる手間はさほど変わりません。多ければ多いほど、コストが安くできるというわけです。

 

 

チャート

次はチャートです。2020年11月19日時点の年初来チャートを載せておきました。

 

３月のコロナショックで大きく下げて以降、上がったり下がったりを繰り返しつつ、急激に回復しましたね・・・。SPYDやHDVなど、ご紹介している高配当株ETFと比べると株価の戻り方が別格です。ETFに含まれるハイテク株がこの株価を牽引している感じになっています。

 

 

ちなみに米国株といえば、他にもVTIが有名です。おそらくこちらも投資されている方が多いと思います。

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このVTIのインデックス、CRSP USトータル・マーケット・インデックスとパフォーマンス的にはあまり変わりはありません。一応２つを比較したチャートも載せておきますね。青がVTI、緑色がVOOのS＆P500の2020年11月11日までの年初来チャートですが・・・

 

若干違いますが、大差はありませんね。米国株全体に投資したい場合は、今回ご紹介しているVTIかVOOのようなS＆P500に連動したETFを選んでいくのが無難かと思います。

 

主要構成銘柄

次はVOOの主要構成銘柄10社ですが、2020年10月31日時点だと以下のようになっています。

 

VOOは時価総額加重平均型のETFです。なので時価総額が大きい銘柄ほど構成割合が多くなります。ぱっと見の印象ですが、米国のハイテク企業の有名どころがずらっと並んでいますね。

アップル、アマゾン、マイクロソフト、フェイスブック、アルファベット（Googleの親会社）、GAFAMですね。

 

銘柄数も約500銘柄と多く、これ１本で米国企業の大部分へと投資することが可能です。もし小型株を含めてもっと幅広く米国株に投資したい場合は、VTIの方がおすすめです。

インデックス投資をするなら、このVOO１本でも良いパフォーマンスが期待できると思います。

 

 

構成セクター比率

次は構成セクターの比率ですが、10月時点のものをグラフでまとめると以下となります。

 

一番大きいものは情報技術で、全体の４分の１以上を占めています。そしてトップ３を眺めてみると・・・

 

 

こんな感じ。特に情報技術とヘルスケアあたりは、米国を象徴するようなセクターだと思います。

そして４位のコミュニケーションには、グーグルの親会社アルファベットやFacebookが含まれています。

 

VOOの配当金と利回り

VOOに投資をする主な目的は、値上がり益（キャピタルゲイン）だと思います。でも配当金も出るので気になりますよね・・・！そこでここからは気になるVOOの配当金関係の情報をまとめていきますね！

 

 

 

配当金実績と推移

まずは配当金の実績と推移を確認していきます。まずは年間ベースでまとめると以下のグラフになります。

 

2020年は９月までの配当金の実績です。なので実際は後１回12月に支払いがあるので、もう少し多くなります。

それにしても順調な右肩上がりですね・・・。いくらVOOがリーマンショック後の2010年設定とはいえ抜群の成績です！

 

VOOの配当利回りは？

VOOの配当利回りは、以下の通りとなっています。

 

VOOの利回り情報

項目	内容
配当利回り	1.62%
過去平均利回り	1.63%
過去"最高"利回り	2.59%
過去"最低"利回り	0.88%

※2020/11/19時点

過去平均利回りは1.63％で、現状が1.62％・・・利回りの水準からは割高になってしまいますね。もちろん利回りだけが割安さを示すものではありません。

 

配当金はいつもらえるのか？

VOOの配当支払い月は四半期に１回となっています。つまり３か月に１回、具体的には３月、６月、９月、12月の年間４回です。

基本的に支払い月の下旬に証券口座に入金されますが、状況によっては入金が翌月になることもございます。

 

2020年６月分の配当金は翌月７月１日に入金

 

2020年９月分の配当金は翌月10月１日に入金

 

VOOに投資するメリットとデメリット

次はVOOのメリットとデメリットを簡単にまとめていきます。VOOに投資をするなら、メリットだけではなくデメリットも確実に把握しておきましょう。

 

３つのメリット

主な３つメリットは以下の通りです。

 

 

以上３つです。ざっくりまとめると、「激安な運用コストで、米国全体にまるっとこれ１本で投資ができる」ということ。

１本で米国全体に分散投資ができるとしていますが、VOOには約500銘柄しか含まれておらず、米国全体に投資できるVTIのおよそ3,500銘柄と比べると少なくなっています。

 

１つのデメリット

次はデメリットです。メリットは高いトータルリターンが期待できることですが、あえていうならという感じでデメリットも挙げておきます。

 

 

そもそもVOOは配当金目当てで投資するようなETFではないため、特にデメリットではないとは思います・・・、（デメリットも挙げたいので笑）

VOOは米国に全体に投資できるETF。デメリットを解説すると、１記事は完成してしまうので、もっと詳しく確認しておきたい方は別の記事をご覧ください（鋭意作成中）

 

VOOの買い時はいつ？

ここをご覧いただいている方は、VOOことを十分把握して、「さぁ、投資しよう！」と感じていらっしゃる方だと思います。ただそうはいっても「いつ買えばいんだ？」と疑問に感じるかと思うので、私が買い時パターンをご紹介させていただきます。

 

 

この３つパターン・・・なんじゃそれ！って感じですよね笑。言いたいことは・・・

 

 

ということです。今より下がった時に買えばいいじゃんって言われそうですが、そもそも下がるかわかりませんし、予想するくらいなら、今から淡々と積立投資をした方がいいと思います。このVOOならそれで資産が増えていく可能性は高いと思います。

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめます。

 

 

以上基本的な情報をまとめて見ました。

VOOは王道のインデックスファンド。インデックス投資をするならこのファンドを選んでおけば、現状は大きな失敗はありません。（現状としたのは、投資の未来は誰にもわからないからです、一応です）

このVOOに投資をするだけで米国全体にまるっと投資ができて、本当にお手軽だと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。