こんにちは、たかやん(@milesensei33)です。今回は、SBI証券と楽天証券どっちがおすすめかを解説していきます。
これから投資を始めようと思っている方の中には、
こんな風に迷っている方も多いと思います。
私自身も投資をやっている中で、2大ネット証券のどちらがお得なのか気になることがよくあります。(新しい機能が追加されたり、ポイント付与率がときどき変わったりするため、こまめにチェックしています。)
そこで、この記事では、投資系YouTuber(チャンネル登録者
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)のたかやんが、
この記事でわかること
- SBI証券と楽天証券のどちらがおすすめか?
- SBI証券と楽天証券のそれぞれの特長や優位性
- それぞれどのような方におすすめか?
- お得な口座開設の方法
こういったことがわかります。
口座開設のときにお得になる方法もご紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。実体験も交えながらわかりやすく解説していきます。少しでも参考にしていただければうれしいです。
参考
- 会社経営者
- 投資歴7年(インデックス投資+高配当株投資)
- 倹約や投資、ビジネスに力を入れています
▼動画でも公開しています▼
結論:初心者は○○証券がおすすめ
最初に結論です。これから投資を始める方は、楽天証券がおすすめ。
一番の理由は、楽天カード決済で投資信託の積立をすると1%分のポイントが還元されるからです。
ただ、1番大切なことは「自分に合っているかどうか。」です。
楽天証券 | SBI証券 | |
口座開設・管理手数料 | 無料 | 無料 |
口座開設数 | 約700万口座 | 約720万口座 |
投資信託の最低購入金額 | 100円から | 100円から |
ポイント制度 | 楽天スーパーポイント | Tポイント/Pontaポイントなど |
ポイント還元 | 楽天カード×投信積立で1% | 三井住友カード×投信積立で0.5% |
投資信託のポイント購入 | 可能 | 可能 |
株式のポイント購入 | 可能(国内・米国株式) | 不可 |
つみたてNISA | ◎ | ◎ |
iDeCo | 〇 | ◎ |
IPO | 〇 | ◎ |
海外株式・ETF | あり(米国自動積立あり) | あり(米国自動積立あり) |
ロボアドバイザー | 楽ラップ | WealthNavi・THEO |
まず、2つの証券会社で大差がないところを把握していきます。
- 投資信託の最低購入金額
- 手数料(口座開設時・管理手数料)
- つみたてNISA
- ロボアドバイザー
- 米国株式・ETFの自動買い付け機能
こういったところです。
米国株式・ETFの自動買い付け機能は以前はSBI証券オンリーの機能でしたが、2021年12月から楽天証券でも使えるようになりました。
SBI証券の特長
- 為替手数料を安く抑えられる
- IPOが豊富
- iDeCo対象銘柄の品揃えが良い
こんな感じになります。
為替手数料を安く抑えられる
SBI証券では、住信SBIネット銀行と組み合わせることで為替手数料を業界最安にすることができます。
楽天証券→25銭
SBI証券→25銭
*SBIネット銀行を経由すると4銭
SBIネット銀行で定期買い付けをすると2銭
こんな風にSBIネット銀行を使って米ドルに換えると1/10のコストに為替手数料を抑えられます。
米国株をメインに投資したい方にとっては、うれしい機能となっています。
▼為替手数料を安く抑える手順はこちらの動画で詳しく解説しています▼
IPOが豊富
IPOとは「新規上場株式」のことです。
株式を売り出したときの価格よりも、株式市場に上場したときにつける株価のほうが高くなる可能性が高いため、人気の商品となっています。
SBI証券は証券会社の中でもIPO銘柄の取扱い数が多く、1年に80社ほど取り扱っています。
楽天証券も年々取り扱い銘柄数が増えてきてはいますが、現状はSBI証券のほうが取り扱い銘柄数が多くなっています。
iDeCo対象銘柄の品揃えが良い
SBI証券では、保有コストが国内最安クラスのeMAXIS Slimシリーズを選ぶことができます。
iDeCoは長期に渡って引き出しが不可能になりますので、保有コストの意識というのがより重要になってきます。
楽天証券とSBI証券で扱っているiDeCoの商品と信託報酬を比較するとこんな感じ。
SBI証券 | 楽天証券 | |||
ファンド名 | 信託報酬 | ファンド名 | 信託報酬 | |
国内株式 | eMAXIS Slim国内株式 | 0.154%以内 | 三井住友DCつみたてNISA・日本株式インデックスファンド | 0.176% |
国内債券 | eMAXIS Slim国内債券 | 0.132%以内 | たわらノーロード国内債券 | 0.154% |
国内REIT | ニッセイJリートインデックスファンド | 0.275%以内 | 三井住友・DC日本リートインデックスファンド | 0.275% |
外国株式 | eMAXIS Slim先進国株式インデックス | 0.1023以内 | たわらノーロード・先進国株式 | 0.10989% |
外国債券 | eMAXIS Slim先進国債券インデックス | 0.154%以内 | たわらノーロード先進国国債 | 0.187% |
外国REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.297%以内 | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.297% |
国内外株式 | SBI・全世界株式インデックスファンド | 0.1102%程度 | 楽天・全世界株式インデックスファンド | 0.212% |
バランス型 | eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 0.154%以内 | 楽天インデックスバランス(DC年金) | 0.163% |
やっぱり、eMAXIS Slimシリーズは信託報酬が安いですね・・・!
iDeCoで保有コストの安いeMAXIS Slimシリーズを選べるところがSBI証券の大きなメリットです。
▼iDeCoについてより詳しい解説をみたい方はこちらをご覧ください▼
楽天証券の特長
続いて、楽天証券の特長をご紹介していきます。
- 楽天カード×投信積立が最強
- 使いやすい
- 楽天経済圏
こういったところです。
楽天カード×投信積立が最強
特に楽天カード×投信積立がかなりおすすめです。
両方の証券会社のポイント付与率を比較するとこんな感じです。
SBI証券 | 楽天証券 | |
国内株式(現物) | 月間合計手数料の1.1% | 1日の取引手数料の1% |
国内株式(信用) | × | 1日の取引手数料の1% |
外国株式 | × | 1日の取引手数料の1%(米国株式) |
投資信託 | 月間保有金額に応じて0.1~0.2% | 残高が一定の金額に達した場合 |
投信積立 | 三井住友カード決済で0.5%還元 | 楽天カード決済で1%還元 |
日経225先物 | × | 1日の取引手数料の1% |
日経225オプション | × | 1日の取引手数料の1% |
海外先物 | × | 1日の取引手数料の1% |
金・プラチナ | 月間手数料の1% | 1日の取引手数料の1% |
個人向け国債 | × | 1日の取引手数料の1% |
新規口座開設 | 100ポイント | 紹介制度により200ポイント |
国内株式入庫 | 1回の移管入庫につき100ポイント | × |
紹介制度 | × | × |
楽天カードで投信積立を行うと購入額の1%分のポイントが還元されます。
月50,000円までがポイント付与の上限なので、最大月500ポイントの還元を受けることができます。これは、実質的にリターンの上乗せだと考えています。
さらにうれしいことに、還元された500ポイントは運用に回すことができます。
500ポイントを毎月運用に回した場合をシュミレーションしてみました。
月500ポイントを年間5%の利回りで20年間運用した場合、最終的に20万円ほど積み上がる想定になります。
還元されたポイントを運用するだけでも結構な金額になりますね・・・!
SBI証券でも三井住友カード×投信積立がスタートしましたが、還元率は0.5%。
やはり、還元率1%の楽天証券のほうがお得になります。
▼両証券会社のポイント制度をもっと知りたい方はこちらをご覧ください▼
使いやすい
使いやすさは好みの問題です。ただ、楽天証券のほうが使いやすいという声が多いなーと感じています。
私自身、どちらの証券会社も使っていますが、やはり楽天証券のほうがホームページも見やすく、使いやすいと感じています。
楽天経済圏
ポイントを使って月500円以上投資をすると、楽天市場の商品がいつでもポイント+1倍になります。
楽天経済圏を使っている人にとっては、かなりお得だと思います。
SBI証券・楽天証券それぞれどのような方におすすめ?
SBI証券・楽天証券それぞれどのような方におすすめになるのかを紹介していきます。
まず、SBI証券がおすすめなのは
- Tポイントで投資信託を買いたい。
- iDeCoを始める予定。
- 米国株の為替手数料を安くしたい。
こういった方になります。
楽天証券がおすすめなのは
- 投資信託の積立がしたい。
- 楽天スーパーポイントで投資したい。
- 楽天ユーザー。
こういった方々です。
初心者の方には楽天証券がおすすめです。好みの問題もありますが、楽天証券のほうが画面も見やすく、使いやすいと思います。
また、初心者の方は投資信託から始める方が多いと思うので、投資信託のクレジットカード決済でポイントが貯まってお得です。
私の実例
私は両方の証券会社を使い分けています。
SBI証券→米国株やETF
楽天証券→投資信託の積立投資
1つに絞る必要はなく、使いたい機能や好みに応じて使い分けるのも良いと思います^^
▼両方の証券会社の使い分け方法はこちらの動画を参考にしてください▼
お得な証券口座開設の手順
最後にお得な証券口座開設の方法をご紹介していきます。
お得な口座開設方法というのは、ポイントサイトを経由してから口座を開設することです。
私が使っている「ハピタス」というサイトは無料で会員登録ができて、このサイトを経由してから「SBI証券」や「楽天証券」の口座開設をするだけで、数千円がもらえてかなりお得です。
実際に私が使っているハピタスの画像を使ってお得な口座開設の手順をご紹介していきます。
SBI証券は新規口座開設と入金で4,000ポイントがもらえます。1ポイントは1円相当になりますので4,000円分のポイントがもらえるということです。
もらえたポイントは銀行振り込みもできますので、もらえた4,000ポイントで投資をしていくことも可能です。
使い方はとても簡単で、ハピタスのホームページにアクセスをして、SBI証券と検索をしていきます。
このような画像が出てきたら、右上の「ポイントを貯める」をクリックします。
すると、SBI証券の口座開設の画面にいきますので、画面に従って口座開設を進めていけば完了です。
普通の口座開設と違うのは、証券会社での口座開設手続きの前にハピタスを経由するかどうかになります。これだけの違いで4,000ポイントがゲットできるので、使わないのはもったいないと思います。
楽天証券も同じ流れでポイントをゲットできます。
ポイントサイト?怪しい・・・。こう思う方もいらっしゃるかも知れません。
ポイントサイトの仕組みはとても簡単です。証券会社がポイントサイト側にいくらか広告料を払い、そして私たち利用者はポイントサイトに掲載された広告を利用します。
すると、証券会社からポイントサイト側に払われた広告料から一部を利用者にキャッシュバックをしてくれる仕組みになっています。
このポイントサイトを使うのが手間だという方は、普通に口座開設をしていくのも問題ありません。
ただ、ポイントサイトを経由して口座開設をするだけで数千円投資資金を増やせるので、かなりお得な方法だと思います。
以下の紹介リンクからハピタスに登録していただくと、追加で400円分無料でゲットできますので、よろしければご活用ください。
※登録と利用は完全無料です
まとめ:「SBI証券と楽天証券」
最後に今回の記事の内容をまとめていきます。
SBI証券・楽天証券どっちがおすすめなのかというと、大きな違いは楽天カードでの投信積立で1%ポイントが還元されることです。
以前は、米国株の自動買い付け機能がSBI証券にしかなかったため、米国株をメインで投資したい人にとってはSBI証券がおすすめでした。しかし、2021年12月から楽天証券でも米国株の自動買い付け機能が追加されたので、この部分に関しては大差がなくなりました。
その他、細かい違いはあるけれど、どちらを選んでも大きな失敗はありません。
ただ、これから投資を始めていく初心者の方にとっては、楽天証券のほうが良いと思います。
- 初心者は投資信託から始める場合が多いため、楽天カード決済で1%還元される楽天証券がお得。
- 使いやすい。
こういった理由からです。
ただ、1つに絞る理由はないとも考えています。
最初は楽天証券で投信積立を始めて、為替手数料の安いSBI証券で米国株やETFを買っていくというような使い分けでも良いのかなと思います。
今回の記事の内容は以上になります。
SBI証券と楽天証券を選んでいく際の参考になればうれしいなと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。