こんにちは、たかやん(@milesensei33)です。今回は「私がSPYDを売るとき」こんなテーマで話していきたいと思います。
高配当株投資をしている方、SPYDを保有している方の中には
こんな風に感じている方もいらっしゃると思います。私自身も高配当株投資をしている中で、SPYDをメインに保有していますし、売り時については考えることがあります。
そこで、投資系YouTuberのたかやん(チャンネル登録者
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)のたかやんが
この記事でわかること
- 私がSPYDをコア資産として買う理由
- SPYDを売るときとしたらこんなとき
- なぜ売るのか?
- 高配当株投資で重要となってくること
実体験も交えながらわかりやすく解説をしますのでぜひ投資の参考にしいただければと思います。
参考
- 会社経営者
- 投資歴7年(インデックス投資+高配当株投資)
- 倹約や投資、ビジネスに力を入れています
▼動画でも解説しています▼
私がSPYDを売るのはこんなとき
SPYDを売るときは3つかなと思っております
- 投資目的が変わった
- SPYDの利回りが激減した
- リスク許容度が変わった
まずは、この売る3つの理由について深く関わってくるところなので、SPYDを買う理由を簡単に紹介します!
まず、私がSPYDを買う理由
- 投資目的がキャッシュフローを得ること
- SPYDの分配利回りが高い
- トータルリターンもある程度期待できる
保有状況はこんな感じです。
保有株数は、950株ほど。(*2021年9月)
毎月投資をしていて、順調に株数が積み上がっています。
キャッシュフロー
SPYDを買っている理由の1つ目は、キャッシュフローを得ることです。
このようにキャッシュフローを目標にする理由は・・・
- 日々の生活をちょっと贅沢にしたい
- 最終的にはFIREをしたい
そのためには、キャッシュフローがとても大切になります。
分配利回りの高さ
SPYDを買う理由の2つ目は、分配利回りが高いことです。
投資でキャッシュフローを増やしていくためには、分配利回りがなるべく高いほうがいいと思っています。
もちろん、もっと分配利回りが高い商品もあります。
例えば、年間の利回りが8%とか10%近く期待できる商品もあります。
一方で、自分が取れる「リスク許容度」も非常に重要だと思います。
値上がり益
続いてはトータルリターンもある程度期待できることです。
SPYDは、アメリカを代表するおよそ500社の企業で構成されるS& P 500指数の構成銘柄のうち高利回りのおよそ80銘柄に投資していくようなETFです。
そのため、米国経済が成長していけばS&P500には劣るものの、株価上昇の恩恵も受けられると予想しています。
▼SPYDを買う理由についてはこちらの動画で詳しく解説をしています▼
私がSPYDを売るとき
それでは、本題の「私がSPYDを売るとき」について解説をしていきます。
SPYDを売るときは3つ。
- 投資目的が変わった
- SPYDの分配利回りが激減した
- リスク許容度が変わった
個人的には1番と3番がより、あり得ると思っています。
投資目的が変わった
私の投資目的は、キャッシュフローの最大化にあります。
そのため、配当が得られる高配当株投資というのを実践しております。
投資の目標が「資産を最大化すること」なら、高配当株投資は効率が悪くなるので選びません。
もし、投資の目標が変わって、高配当投資をやらない・・・。
こうなった場合はSPYDを売るか、保有比率を下げるなどして他のETFに投資をすると思います。
例えば、VTIとかVOOをメインに、QQQを購入するのもいいかなぁと思っております。
SPYDとVOOの分配利回りの推移
分配利回りは、VOOよりもSPYDのほうが高いのがわかります。
SPYDは、S&P500の中で利回りが高い80社に投資をしているのでもちろんこうなります。
次に、トータルリターンを比較してみましょう。
SPYD、VTI、VOO、QQQのトータルリターン(分配金と値上がり益込み)のチャートになります。
QQQのトータルリターンはこの期間においては圧勝です。そしてVOO、VTIと続きます 。
長い期間でみるとSPYDは、VTI・VOO(アメリカ市場全体の平均に連動したETF)にトータルリターンでは劣ると思います。
このグラフからわかること
- 自分がどういった目的で投資をやっているのか?
- 分配金とトータルリターンどちらにフォーカスするのかを考えておくことが大切!
分配利回りが激減した
私の投資の目的は、分配金でキャッシュフローを最大化して最終的にはFIREすることです。
もし、SPYDの分配金の利回りが低くなったら、投資目標の達成に適さなくなるので、別のETFに変えると思います。
SPYDとVYMの過去の株価チャートを比較するとこんな感じ。
- 長期間だとVYMの方がリターンが高く安定感がある。
- 暴落局面でSPYDはかなり下がっている。
続いて、高配当株ETF(SPYD、HDV、VYM)の分配利回りを比較します。
過去の実績を見てもSPYDの利回りが一番高くなっています。
私は、分配利回りの高さからSPYDを選んでいます。
VYMとSPYDの株価と利回りの推移の比較(青:株価 赤:利回り)
このグラフからわかること
- VYMはリーマンショックでの下落から株価上昇が素晴らしく、トータルリターンが期待できる。
- VYMの配当利回りは、およそ3%ぐらいの水準で推移していて安定している。
- SPYDは期間が短いというのもあるが、設定来で株価の上昇は10ドル程度とリターンはあまり高くない。
- 結果:株価の上昇とトータルリターンはVYMのほうが期待できる。
リスク許容度
2020年3月ごろの暴落で、SPYDについては悲観的な意見が多くありました。
- もうSPYDはいやだ。
- 含み損に耐えられない・・・。
こう感じた方は、SPYDを売るか、大きく比率を下げるきっかけになると思います。
なので、SPYDについては今後も投資していきたいと思っております。
自分の投資目的や分配利回りに変化がない限り、私はSPYDを買っていきたいなと思っています。
高配当株投資で重要なこと
それでは高配当株投資で重要なことについて解説をしていきます。
高配当株投資に限らず投資において重要となってくることは、リスク許容度の範囲内で、自分の投資目的に適した商品を選ぶことだと思います。
例えば、投資の目的が「資産をより拡大させること」ならSPYDは不向きになります。
- 日々のキャッシュフローを高めたい
- 分配金を目当てに投資をしていきたい
投資目的がこういった理由であれば、高配当なSPYDというのは現状向いていると思います。
キャッシュフローが目的でないのであれば、高配当株投資は微妙かもしれません。
高配当株投資は、資産の拡大には少し不向きであることや、少し難しい投資であるというデメリットがあります。
こんなメリット・デメリットを踏まえた上で
- 自分のリスク許容度
- どれくらいの分配利回りが欲しいか?
- 自分がどうなりたいか?
- どうやって投資をしていきたいか?
まとめ
最後に今回の記事をまとめていきます。
私がSPYDを売る理由というのは3つあります。
- 投資目的が変わった
- SPYDの分配利回りが激減した
- 自分のリスク許容度が変わった
高配当株投資に限らず重要なことは、リスク許容度の範囲内で投資目的に適した商品を選んで買っていくことだと思います。
- 投資をどう考えているか?
- 自分がどうなりたいか?
こういうことを考えていくのが一番重要かと思います。
今回の記事がSPYDに投資される皆様の参考になれば非常にうれしいなと思います。
それでは今回の内容は以上になります。
最後までありがとうございました。