こんにちは、たかやん(@milesensei33)です。今回は、月1万円プチ配当金生活への具体的ステップを解説していきます。
これから投資を始めようか迷っている、あるいは投資をされている方のなかには、
このように思っていらっしゃる方も多いと思います。
私も実際に投資をやる中で、配当金で少しでも生活の質を上げられたらいいなーなんて思ったことはあります。
そこでこの記事では、投資系YouTuber(チャンネル登録者
29,000
人)のたかやんが、
この記事でわかること
- 月1万円の配当金でできること
- 月1万円の配当金に必要な投資元本
- 具体的にどう行動すればいいのか
- 月1万円の先、月3万円を目指すにはどうすればいいのか
こんな感じで、月1万円の配当金を得るために大切で必要な行動がわかります。
ゼロから配当金がもらえるようになるので、是非高配当株投資の参考にして頂ければと思います。今回の記事が少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。
参考
- 会社経営者
- 投資歴7年(インデックス投資+高配当株投資)
- 倹約や投資、ビジネスに力を入れています
月1万円の配当金でできることって?
まず月1万円の配当金でできることから簡単に解説していきます。月1万円の配当金と聞くと、、、
と思うかもしれませんが、私はそうは思いません。なぜならこの配当金は完全なフリーキャッシュで、使い道は完全に自由。贅沢に使っても、再度投資に回しても、自分のビジネスの資金にしても、何に使ってもOKです。
私はこれまで配当金投資をしてきていますが、以下の画像のように2020年は順調に配当金を受け取ることができました。
月平均でだいたい2万円くらい、多い月では4万5千円ぐらい受け取ることができています。そしてこれぐらい受け取ることができていると、
- まったくスマホ代に困らなくなります
- ガス、電気、水道代が払えるようになります
- 最低限の保険はまかなえます
ここまでになってくると、配当金で固定費がまかなえてくるので、あまり固定費で悩むということはありません。そして繰り返しになりますが、配当金は完全なフリーキャッシュになるので、贅沢に使ってもいいですし、このように固定費にあてても構いません。
私としては自己投資に使うのもおすすめかと思います。自己投資をしていくことで、配当金を得るための入金力が高まってくる可能性もあるのでおすすめです。
月1万円の配当金を目指すための具体的ステップ
次は月1万円の配当金を目指すための具体的なステップを解説していきます。まず簡単に内容をまとめると、
- 支出を最適化する
- 生活防衛資金を貯める
- 高配当株ETFに投資する
こんな感じになります。まずは生活資金だったり、自分の支出というのを固めて、家計を盤石にしてから投資をする感じです。これで月1万円は比較的簡単にクリアできると思います。
投資を始めて、高配当株投資っていいなと思ってくると、まずは3番の高配当株ETFに投資をするところから始めてしまう方も多いかもしれませんが、それよりも重要なのは1番と2番です。
支出と生活防衛資金、こちらから具体的に解説していきます。
まずは支出を最適化のが最優先
支出の最適化が何よりも重要です。
そう思うかもしれませんね・・・。これは「無駄をなくして自分が必要なものに支出をする、価値を感じるところに支出をする」こんなイメージを持って頂ければと思います。
ケチケチする節約とは違って、必要なところには支出をして、無駄なものはカットする、こんなイメージが最適です。特に固定費を徹底的に見直していくのがおすすめです。
私のおすすめの見直し項目は次の5つです。
- 通信費
- 保険
- 家賃
- 車
- 電気・ガス代
具体的な見直し方法は省略させて頂きますが、人によっては月3万円ぐらい支出を改善できると思います。
この改善を投資を始める前に行って、自分自身の毎月の家計を整えることが最重要ポイントだと思います。
是非私の家計簿を公開をしておりますので参考にして頂ければと思います。
生活防衛資金を確保する
生活防衛資金というのは、なにかあったときに生活するための資金です。具体的な金額は月の生活費の6か月から1年分ぐらいが目安かなと思います。
たとえば月20万円の生活費であれば、1年分の240万円。ただこの金額というのはその人の状況や考え方によって様々異なってきます。
もう少し具体例を挙げると
- 生活費月10万円→1年分120万円を生活防衛資金として確保
- 生活費月10万円→6か月分60万円を生活防衛資金として確保
- 生活費月30万円→1年分の360万円を生活防衛資金として確保
こんな感じです。そしてここまでご紹介してきた支出の最適化と生活防衛資金というのは、投資をしていく上で土台となってくる大切なポイントです。
ここまで解説してきた「支出の最適化」「生活防衛資金」の2つを固めた上で、高配当株ETFに投資をしていきます。
高配当株ETFへ投資する
高配当株というのは、配当金が通常の株式よりも比較的多い株式のことです。そしてETFはざっくり言うと、株式を集めたものになります。なので高配当株ETFというのは配当金がより多い株式を集めたものになります。
まずはそこからスタートするのが私としてはおすすめです。
ただ重要なポイントなので繰り返しますが、
まずは家計が整ってから、生活防衛資金が貯まってから投資をするのがおすすめ
なぜなら、せっかく投資を始めて「お金に働いてもらっている」のに、お金が生み出したお金を湯水のように使っていては、投資元本が大きくならないからです。
月1万円→月2万円→月3万円→月5万円と配当金の額を増やしてくためには、何よりも投資元本の大きさが重要になってきます。
具体的にどの銘柄に投資すれば良いかですが、個人的にはETF中心で投資をしていくのがおすすめです。
例えば日本株であれば、日経高配当株50ETFです。こちらは少々コストは高めですが、手軽に日本の高配当株50銘柄に投資をすることができます。
米国高配当株ETFの「VYM」「HDV」「SPYD」あたりもおすすめです。詳しくは以下の記事でも解説しているのでぜひご活用ください。
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いくら投資をすれば配当金が月1万円になるのか
ではいったいいくら投資すれば配当金が月1万円になるのかというと、必要な金額はざっくり言うと400万円ぐらいかなと思います。
月1万円の配当金だと年間で12万円
配当利回りをおよそ3.5%から4%で計算
こんな感じで算出しています。もちろんもっと利回りを高くすれば、必要な投資元本は減ることになりますが、あまり高すぎてもリスクなのでここでは3.5%から4%が妥当かなと考えています。
そして日本の税金については20%とした場合、ざっといくらもらえるのかということを表にするとこんな感じになっています。
まず左側はこちらが年間で受け取れる配当金の額、そして利回りが右に並んでいます。そして表の中心部で必要な投資元本というのを表示しています。
これは日本の税金分(20%としています)を考慮した投資元本になります。
だいたい目安になってくるのは3.5%ぐらいから4%ぐらいかなと思います。あまり高すぎて6%とか7%というと結構リスクも高くなってきますので、現実的にはこのあたりがおすすめで、こちらを目指していくのが無難な数字かと思います。
そして年間12万円というと、だいたい3.5%であれば428万円ぐらい、4%であれば375万円ですが、このあたりが現実的な数字となってきます。
もちろん配当利回りを高めることができれば、5%、300万円でも月1万円の配当をクリアすることは可能です。
ただ米国のETFに投資をしていく場合、こちらは税金が高くなってくるので注意が必要です。米国で10%、日本で約20%の税金がかかってくるので、税金でおよそ28%が引かれてしまいます。
なのでこれを計算すると、ざっくり450万円、月1万円得るためには必要です。実際は為替レートの影響を受けていくんですけれども、必要な投資元本をまとめるとこんな感じです。
月1万円の配当だと現実的なラインとして3.5%から4%を見ていくのがいいと思います。なので3.5%の476万円。4%の416万円あたりが必要な金額になってきます。
じゃあ次はこの400万円とか450万円といった大金をどうやって捻出するのかをご紹介していきます。
月1万円の配当金を得るのに必要な金額をどう準備するのか
次は具体的に月1万円の配当金に必要な目安400万円をどうやって作るのかをご紹介していきます。私はこうやってブログだったりYouTubeだったりでで発信をしているとよく質問を受けます。
- どんな運用をすれば400万円貯めることができるのか
- どんな投資をすれば1千万円と増えていくのか
ということをよく質問を受けます。私の回答は、まず運用で増やすという考えを捨てることをおすすめします。資産形成は労働と倹約を意識することをおすすめしています。特に投資元本が少ない資産形成初期というのは、運用で増やすというよりも、労働と倹約を意識することがおすすめです。なので収入マイナス支出、というのが圧倒的に大切になってきます。
そして投資元本大きさというのは、投資をしていく上で本当に重要です。例えば以下のように投資元本とリターンがあったとします。
- 1千万円の投資元本
- 100万円の投資元本
そしてこれを元に年間5%の利益を得たとします。そうするとそれぞれのパターンでリターンはどうなるでしょうか?
- 1千万円の投資元本→5万円
- 100万円の投資元本→50万円
こんな感じですね。その差は45万円。同じ利益5%なのにこの金額の差が生まれてきます。なのでまずは資産形成初期というのは、投資元本を増やすことに注力していくことをおすすめしています。
間違っても手元の100万円を1年や2年で400万円にしよう、500万円にしようとか、そういったことは思わないようにしてください。私も最初は投資で増やしてやろうと思って、いろんな投資をやっていたんですけれども、結局失敗しました。
そのときの失敗談はこの動画でまとめています。詳しく確認したいという方は併せてご覧頂ければと思います。
短期で資産を投資で増やしていくということに成功するのは一握りの才能のある方のみです。なので私を含め多くの方々というのは労働と倹約をすることで資産を拡大していく。特に初期においてはこの方法が一番おすすめです。
具体的にどう行動すればいいのか
そして400万円という数字であれば、私は倹約メインで作ると良いと思います。たとえば毎月5万円、夏冬のボーナスから20万円、年間で100万円積立できる家計を維持します。そうすることで400万円は4年もあれば達成できます。ここでですね、1番でやってきた支出の最適化ですね、これが効果を発揮していきます。
前半でご紹介した通信費、保険、家賃、車、電気代ガス代ですね、このあたりを自分に合った形に最適化していきます。
- 格安SIMで月5,000円削減する
- 自分にとって不要な保険を解約すると1万円から3万円削減
- 家賃は引っ越しや交渉で下げられるか検討
- 車を売却してカーシェアを検討
- 電気代は楽天でんきといったサービスを検討する
こんな感じでまずは固定費を見直していくことで、月の支出を大きく削減することができます。これで人によっては月に5万円投資をしていくことができるかもしれません。
もちろんご家庭の事情もあると思いますので、月3万円とか1万円でも十分だと思います。そのぶん配当金がもらえるようになるには時間がかかってくるんですけれども、家計が整ってさえいればいつかは達成できます。
月1万円の次!月3万円の配当金を得るには?
月3万円の配当金を目指すにはどうすればいいのか、なんですけれども、こちらは単純に3倍の投資元本が必要になります。コツコツ倹約メインで3倍の投資元本ですね、
およそ1200万円とかそれぐらいの数字を貯めていっても構わないんですけれども、やっぱりこのあたりになってくるとスピードを上げるために労働が重要になってくると思います。
具体的に労働というのは、
- 本業でしっかりと稼ぐ
- 副業をプラスする
こんな感じで、「トータルでしっかりと稼いでいく」、こうやって毎月の入金力を上げていくことが重要になってきます。先ほどの表でご紹介すると、
月3万円の配当というのは、年間だと36万円ですね。そして3.5%、4%ぐらいの数字で考えると、1,200万円あたりでも可能になってきます。なのでこのように配当金を増やしていくためには、倹約でやってもいいんですけれども、どうしてもパワー不足になってしまうので、私としては本業プラス副業を頑張って、なるべく毎月入金を多くしていく、これが本当に重要になってくるかと思います。
月1万円の配当金を目指すのにおすすめの証券会社
月1万円の配当金は誰でも達成できると分かったけど・・・
こう感じる方も多いと思います。私も最初は何から始めていいのかわからずに悩んでいました・・・。
そこでまず最初の1歩としてやっておきたいのが、証券口座の開設。なぜなら証券口座がないと月1万円の配当金をくれる株を購入することができないからです。
月1万円の配当金を目指すならSBIネオモバイル証券がおすすめです。主な理由は以下の通り。
- 取引手数料がとても低い
- 少額からコツコツと投資ができる
- Tポイントを使って株が買える
特におすすめなポイントは1番の取引手数料がとても低いということ。1か月の約定代金合計額が50万円以下の場合、月額220円(税込)です。
さらにネオモバ限定で使えるTポイントが毎月200ポイントもらえるので、格安で取引が可能です!
そして少額からコツコツと月1万円の配当金を目指せるのもメリットの一つ。SBIネオモバイル証券であれば、日本の優良企業の株が1株から買えるので、最初の1歩としておすすめです。
※記事内で紹介した米国高配当ETFはSBIネオモバイル証券では取扱いがないのでご注意ください。
まとめ
月1万円の配当金を目指すための具体的ステップをご紹介しました。
- 支出を最適化する
- 生活防衛資金を貯める
- 高配当株ETFに投資する
この3つの流れです。まずは家計を盤石にしてから投資をする。これが本当に重要です。これで月1万円の配当金というのは比較的簡単にクリアできると思います。
そして特に重要なのは支出の最適化です。資金が手元に残りやすくなって投資に回せるお金が増える、そうすることで配当金も増える。この流れが確実にできます。
そしてさらに重要なポイントは、支出の最適化はノーリスクというところ。
さらに配当を増やしていくのであれば、収入アップに力を注ぐのがおすすめです。資産形成初期というのは、労働と倹約が特に重要です。家計が盤石であれば、配当金は順調に増えていきます。
なのでどうしてもですね、投資を始めていくと、投資に目が向きがちになるんですけれども、労働と倹約、こちらに目を向けて、まずは自分の生活を最適化することから始めていくことがおすすめです。
今回の記事の内容は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。