セミリタイアに興味を持つとこんな疑問が出てきますよね。
実際に私はセミリタイアを目指していますが、そう決意するまでに何度も何度もセミリタイアについて調べてきました。
今回は、セミリタイアのメリットデメリットをまとめていきます。
この記事でわかること
- セミリタイアをする3つのメリット
- セミリタイアの3つのデメリット
- デメリットを解消する方法
私は実際にセミリタイアを達成したわけではありませんが、現在真面目に目指しています。そんな経験も踏まえながら解説していきますね。
セミリタイアをする3つのメリット
では早速セミリタイアをするメリットからご紹介しています。私はまだセミリタイアを達成したわけではありませんが、以下の3つあたりがメリットだと考えています。
- 自分の自由な時間が増える
- 自分の好きな仕事ができる
- 満員電車からの解放
こんな感じ。特に大きいのは1番『自分の自由な時間が増える』あたりかなぁと。それではメリット3つを掘り下げて解説していきますね。
自分の自由な時間が増える
これが最大のメリット。セミリタイアをすると自分が自由に使える時間が圧倒的に増えます。なぜかは単純な話で、会社員として時間・場所に縛られた働き方をしないからです。
ちょっとここで、セミリタイアでの働き方を解説しておきますね。以下のとおり。
- 好きな仕事を生活していくのに必要な分だけ稼ぐ
- 必要な分が稼げれば、週2日とかでもOK
- 会社員をやめるので時間に縛られない
- 資産からも収入がある(お金が働いてくれる)
こんなイメージの働き方が基本。フルタイム週5日で会社に行くような働き方ではありません。
週2日とか週3日とか働いて必要生活費を稼げばOKなので、おのずと自由な時間は増えることになります。
この働き方にこそ、セミリタイアするメリットがあります。週2日の労働とか時間に縛られないとかは会社員ではカナリ厳しい・・・。
もっと詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
-
セミリタイアとは?「アーリー」「早期」との違いも分かりやすく解説
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自分の好きな仕事ができる
自分の好きな仕事ができるのも大きなメリットです。なぜなら、会社員として働かないので嫌な仕事を押し付けられることもなし!
自分のしたい分野で、ゆとりを持って仕事をすることができます。
とはいえ、稼げないのはNG
自分の好きな仕事ができるのはメリットですが、稼げないのであれば意味がありません。セミリタイアは完全リタイアとは違い、働いて収入を得る必要があるからです。
満員電車からの解放
これは通勤時間帯の電車を利用する方限定ですが、会社に行かないので満員電車から解放されます。
満員電車、、、乗りたいですか?
駅員さんに詰め込まれたいですか?
恐らくほとんどの方が『満員電車には乗りたくない』と思っていらっしゃるはず。セミリタイアをすると完全に開放されます。(※仕事の都合で通勤時間帯に乗ってしまうのは仕方ありません。)
私も実際に関東で働いていたときは、1時間くらい電車に乗って職場まで通っていました。そしてその大部分が満員電車www
- 押しつぶされる
- 駅員さんに詰め込まれる
- 座席は争奪戦
- すぐに電車から降りそうな方の前に立つ
・・・やっていました。今は地方に転職して開放されましたが、地方に転職した理由の1つがこの満員電車。
正直なところ、もう二度と乗りたくはありません。
セミリタイアをするときのデメリットは3つ
次はセミリタイアのデメリット。当たり前のことですが、メリットもあればデメリットもあります。私が考えるデメリットは以下の3つです。
- 安定的な収入が少ない
- 社会的な信用はないと思ったほうがよい
- セミリタイアをする目的を決めておかないと・・・暇
最大のデメリットは1番の『安定的な収入がない』ということ。ぶっちゃけここをクリアしておけば、セミリタイアにおいて困ってどうしようもないことにはなりません。
安定的な収入が少ない
安定的な収入が少ないのが最大のデメリットです。収入が少ないと、生活に困ってしまうかもしれないので当たり前の話ですよね。
会社員として働かない以上このデメリットは受け入れなければなりません。安定的な収入を重視したいなら、セミリタイアなんてやめて会社で働くべき。
資産収入から安定的な収入を得ることはできる
デメリット対策なのですが、資産収入から安定的な収入を得るのがベストです。資産収入とは、株式・債券・不動産などの資産から得られる収入のこと。
社会的な信用はないと思ったほうがよい
社会的な信用は・・・正直ありません。なぜなら、上記の『安定的な収入が少ない』から。(セミリタイアという時点で無職とみなされるはず。)
サラリーマンなら、
- クレジットカードは簡単に作れる
- 住宅ローンもOK
・・・なんてうらやましい!信用という面ではサラリーマンは圧倒的にまさっています。まぁその信用を得ている分、会社に縛られたり、時間に縛られたりしているのも事実。
セミリタイアをする目的を決めておかないと・・・暇
実際に私はセミリタイアをしたわけではないのですが(真剣に目指しています)、セミリタイアをする目的を決めておかないと『暇』という意見がありました。
ただ自由な時間が欲しいだけではなく、自由な時間で何がしたいのか、まで深堀りしてです。
まぁ確かにそうだなぁと感じつつ、目的とかしたい事がなくてセミリタイアをする人なんているの!?というのが個人的な感想。
ちなみに私がセミリタイアを目指す目的は以下の4つ。
- まず大前提として自分の自由な時間がほしい
- 自由な時間で、家族と一緒に過ごしたい
- 旅行にたくさん行きたい
- 自分の好きなことを仕事にしたい
こんな感じ。
一般的なセミリタイアを目指す理由と大差はないはず。会社員だと、週5日で7~19時とか平気で拘束されるのが私には耐えられない・・・。
あと旅行にたくさん行きたいというのも理由です。個人的に航空会社のマイルを貯めるのが好き。そのマイルを使って旅行に行ってきました。
と感じてしまい、もっと自分の自由な時間がほしいと思うようになりました。
デメリットを解消するためにやっておくべき対策
デメリットを解説したので、次はそれを解消するためにやっておきたい対策を解説しています。具体的には以下の2つです。
- セミリタイアするのに十分な資産収入を構築する
- セミリタイアをする目的を明確に決めておく
デメリットして挙げた『安定的な収入が少ない』『暇』に対応した解決策です。(※『社会的信用がない』は正直どうしようもありませんwww)
それでは具体的に解説していきますね。
セミリタイアするのに十分な資産収入を構築する
まずは資産収入を構築することが大切です。なぜなら、資産はより安定的に収入をもたらしてくれるからです。
もちろんですが、元の資産が多ければ多いほど、収入の額も大きくなる可能性が高いです。
年間利回り5%で運用したときの資産別イメージ
資産(必要資金) | 年間の資産収入 | 月の資産収入 |
1,000万円 | 50万円 | 約4.2万円 |
2,000万円 | 100万円 | 約8.3万円 |
3,000万円 | 150万円 | 12.5万円 |
4,000万円 | 200万円 | 約16.6万円 |
5,000万円 | 250万円 | 約20.8万円 |
7,000万円 | 350万円 | 約29.1万円 |
1億円 | 500万円 | 約41.6万円 |
年利5%となると少しハードルも高いです。しかし同じ運用成績なら、資産が大きければ大きいほどパワーが出るので、セミリタイアまでに資産を構築するのがベスト。
セミリタイアをする目的を明確に決めておく
セミリタイアするならその目的を明確にしておきましょう。なぜなら、いざセミリタイア!となったときに、その後どうしたいのかが定まっていないと時間を持て余してしまうからです。
繰り返しになりますが、私はこんな感じで目的とやりたいことをまとめています。
- まず大前提として自分の自由な時間がほしい
- 自由な時間で、家族と一緒に過ごしたい
- 旅行にたくさん行きたい
- 自分の好きなことを仕事にしたい
このあたりが決まっていないと、確実に時間を持て余してしまいそうです。特にご家族がいる場合は、どんな生活にしたいのかも含めよくよく決めておくことが大切ですね。
私の家族は現在夫婦2人と子ども1人で、夫婦でサラリーマンとして働いています。ただ2人ともやりたい仕事ができておらず、将来的には独立したいなぁと計画中。
まとめ:セミリタイアはメリットもデメリットも大きい
今回の記事のポイントをまとめていきます。
- セミリタイアのメリット『自由な時間』『好きな仕事』『満員電車からの解放』
- デメリット『安定的な収入がない』『社会的信用がない』『暇になる可能性』
こんな感じです。メリットも大きいけど、デメリットもそれなりにありますね。私個人としては、『自由な時間』というメリットが圧倒的に大きいと感じています。
そこにセミリタイアを目指す価値があるんだと。どんなにお金を持っていても、自分の自由な時間がないと豊かな人生ではないんじゃないかと。
そんなことを日々思いながらセミリタイアを目指しています。