サラリーマンなら誰しも、『会社を辞めたいなぁ・・・』なんて思ったことがあるはず・・・。そこで調べてみると『セミリタイア』なる言葉を発見!
でも、、、
こんな風に疑問に感じてしまいますよね。
私自身初めて『セミリタイア』というワードを知ったときは、とりあえずリタイアするんだー!くらいしか理解できませんでした。
しかし実際いろいろと調べていくと、、、セミリタイアって素晴らしいライフスタイルだ!と感じるようになりました。
この記事では、セミリタイアを実際に目指しているたかやん(@milesensei33)が、セミリタイアとは一体何なのかをわかりやすく解説していきます。
この記事でわかること
- セミリタイアとは?
- セミリタイアと『アーリー』『早期』リタイアとの違い
- セミリタイア後の働き方ってどんな感じ?
- セミリタイアに必要な資金っていくらくらい?
- 【実例】私が目指すセミリタイア
セミリタイアとは一体どんなライフスタイルか、実際のイメージが湧くようにまとめたので、ぜひ最後までじっくりと読み進めてみてください!
セミリタイアとは?
早速結論から解説していきますね。セミリタイアのことをざっくり説明すると、『会社員をやめて、仕事+自分が好きなことをして過ごすライフスタイル』です。
ここからは、セミリタイアについて深堀りして、『アーリーリタイア』『早期リタイア』の違いを解説していきます。
セミリタイアとは『会社員をやめて、仕事+自分が好きなことをして過ごすライフスタイル』
セミリタイアについて調べると、正直いろんな定義が出てきます。ざっくり解説すると『会社員をやめて、仕事+自分が好きなことをして過ごすライフスタイル』です。
これだけだとざっくりしすぎているので、もう少し深堀していきますね。
仕事(収入)
- 自分がやりたい仕事をする
- 仕事は必要な分だけ(例:週3日)
- 資産からの収入もある
生活
- 自分がやりたいことをする
- 仕事をセーブするので時間が生まれる
- 会社員としてストレスはなし
こんな感じ。
一番理解しておきたいポイントは『仕事を完全にリタイアするわけではない』ということ。仕事をやめてしまっては、これまでの『定年退職』のようなものになります。
最大のメリットとしては、会社員のように時間に縛られることなく、好きなことをして暮らしていけるということです。
このメリット・デメリットあたりは、別の記事でまとめていきます。
「アーリー」「早期」リタイアとの違い
じゃあ『アーリーリタイア』『早期退職(リタイア)』とどう違うの?
こんな疑問が出てくると思うので少し解説しておきます。(ぶっちゃけ、この言葉の違いは気にしなくてもOKなので、興味がない方は読み飛ばしてくださいね!)
『リタイア』しているので、会社員をやめるのはどれも共通しています。
『アーリーリタイア』との違い
正直『アーリー』も『セミ』も同じようなものです。まずアーリーリタイアとは定年退職前に会社をやめること。そしてそのアーリーリタイアの派生として『セミリタイア』があるというイメージ。
- アーリーリタイアした人→働かないで貯蓄と資産運用で生活
- アーリーリタイアした人→働きつつ貯蓄と資産運用で生活
最大の違いはアーリーリタイア後に『働くか働かないか』。セミリタイアのイメージは2番に近いです。ただどちらも共通しているのは、会社員をやめて自分の時間を満喫しているというところ。
『早期リタイア(退職)』との違い
早期リタイア(退職)は、どちらかというと先ほどのアーリーリタイア①の意味に近いです。ただアーリーリタイア①と決定的に違うのが、早期優遇退職制度を受けているかどうか。
まとめると、早期リタイアは『早期優遇退職制度を使って定年前に退職金をもらい、その後働かず貯蓄と資産運用で生活していくこと』なります。
ここまでのまとめ
- セミリタイア:働くが量を抑える→貯蓄と資産運用で生活
- アーリーリタイア:広い意味でのセミリタイア
- 早期リタイア:早期優遇退職制度を使って定年前に退職→その後は貯蓄と資産運用で生活
会社員をやめて、『働くが量を抑える』ってどういう働き方!?と疑問に感じると思うので、次の章で解説していきますね。
セミリタイア後の働き方
先ほどもお伝えしましたが、セミリタイアをしても働き続けるのが基本です。働かないなら完全なリタイアになっちゃいますのでwww
ただ働き続けるといっても、フルタイム週5日で会社に行くような働き方ではありません。
- 好きな仕事を生活していくのに必要な分だけ稼ぐ
- 必要な分が稼げれば、週2日とかでもOK
- 会社員をやめるので時間に縛られない
- 資産からも収入がある(お金が働いてくれる)
こんな感じの働き方が基本かなぁと。この働き方にこそ、セミリタイアするメリットがあります。週2日の労働とか時間に縛られないとかは会社員ではカナリ厳しい・・・。
あと確実に理解しておきたいのが『資産からの収入がある』ということです。つまり資産運用をしてお金に働いてもらうということ。
いわゆる、、、不労所得です!
不労所得というとなんだか怪しくなってしまうので、『資産収入』と表現することにしますね。この資産収入が多ければ多いほど、仕事(労働)をする時間が減ります。
例えば毎月の生活費が20万の人が、資産収入5万円と10万円では稼がなければならない金額に差がありますね。
イメージはこんな感じ
月の生活費 | 月の労働収入 | 月の資産収入 |
20万円 | 15万円 | 5万円 |
20万円 | 10万円 | 10万円 |
資産収入が多ければ多いほど、働く時間が少なくなりますね。働く時間が減った分を自分の好きなこと(趣味・家族との時間など)に充てるのがセミリタイアです。
ここまでのまとめ
- セミリタイア後の働き方は、労働収入+資産収入で生活に必要な分を確保
- 資産収入が多ければ多いほど、働く時間を減らすことができる
セミリタイアに必要な資金っていくら?
結論から先にお伝えすると、『人それぞれ異なるので一概に○○万円必要とは言えない』になります。なぜなら、人それぞれ『生活費』『労働収入』が異なるからです。
具体的に解説していきます。先ほど以下のようなセミリタイア後の働き方のイメージをお伝えしました。
月の生活費 | 月の労働収入 | 月の資産収入 |
20万円 | 15万円 | 5万円 |
20万円 | 10万円 | 10万円 |
まず月の生活費って人それぞれ異なりますよね!?どこに住むか、家族構成などなど条件はさまざまなので、必要な金額は変わってきます。
月の労働収入も同じ。何をするか、何ができるのかで大きく変わってきますね。
月の生活費 | 月の労働収入 | 月の資産収入 |
20万円 | 15万円 | 5万円必要 |
20万円 | 10万円 | 10万円必要 |
25万円 | 15万円 | 10万円必要 |
25万円 | 10万円 | 15万円必要 |
30万円 | 15万円 | 15万円必要 |
30万円 | 10万円 | 20万円必要 |
こんな感じ。さまざまケースが考えられます。ポイントとしては、月の生活費を抑えれば抑えるほど労働収入と資産収入が少なくてもOKということ。
資産収入が少なくてもOKということは、資金が少なくてもセミリタイア可能になります。
いやいや、それでもいくら必要なのか具体的に知りたい・・・。
という方もいらっしゃると思うので、『月の資産収入をいくら得ればいいのか』の視点から必要資金の目安をお伝えしておきますね。
前提として、資産(株・債券・不動産など)から年間5%の収入があるとします。
必要資金の目安
資産(必要資金) | 年間の資産収入 | 月の資産収入 |
1,000万円 | 50万円 | 約4.2万円 |
2,000万円 | 100万円 | 約8.3万円 |
3,000万円 | 150万円 | 12.5万円 |
4,000万円 | 200万円 | 約16.6万円 |
5,000万円 | 250万円 | 約20.8万円 |
7,000万円 | 350万円 | 約29.1万円 |
1億円 | 500万円 | 約41.6万円 |
月の生活費を『労働収入』+『資産収入』が上回ることができるなら、それがセミリタイアに必要な資金ということになります。
- 月の生活費20万円+労働で月7.5万円収入→資金3,000万円必要
- 月の生活費30万円+労働で月13.4万円収入→資金4,000万円必要
少しややこしく人それぞれですが、目安的には2,000万円から5,000万円あたりが必要資金になってくるのかぁと感じています。
ここまでのまとめ
- セミリタイアに必要な資金は人それぞれ(収入・家族構成など)
- 一応の目安は、資産2,000万円~5,000万円くらい
【実例】私が目指すセミリタイア
現在私はセミリタイアを目指して日々奮闘しています。完全に参考ですが、私が目指すセミリタイアの形をご紹介させていただきます。
前提として私の年齢や家族構成なんかをまとめておきます。
項目 | 内容 |
年齢 | 30歳 |
家族 | 3人(夫婦+子供1人) |
ペット | 猫4匹 |
そして目指すところは、10年後の40歳までにセミリタイアを達成すること。具体的な支出と収入のバランスは以下が理想だなぁなんて思っています。
- 月の生活費20万円
- 労働で月7.5万円収入
- 資金3,000万円必要
項目 | 考え方 |
月の生活費20万円 | 自分が許容できる範囲で最大限落とす |
労働収入7.5万円 | フリーランスとして働き、主にネット上から収入を得る |
資産収入12.5万円 | 資産3,000万円年間利回り5%で運用する |
こんな感じ。ただぶっちゃけこのセミリタイアプランの通りにはなりません、、、絶対。子供が増えるかもしれないし、そもそも年間利回り5%で運用できるかも確実ではないです。
とはいえ、現時点2020年1月9日時点でのプランはこれ。あとはその時その時に状況を見直して変更していけばOKだと思っています。
まとめ:自分だけのセミリタイアを発見しよう
今回の記事のポイントをまとめます。
- セミリタイアとは、ざっくり『会社員をやめて、仕事+自分が好きなことをして過ごすライフスタイル』
- 必要な資金は人それぞれで異なる
- 一応の目安資金は2,000万~5,000万円くらい
こんな感じです。
一番理解しておきたいポイントは、セミリタイアでは、全く働かないのではなく、個人である程度の収入を得ていく必要があることです。
そしてその収入を支えてくれるのが、資産からの収入です。要するに資産運用をしてお金を増やすということ。
もしセミリタイアを目指すのであれば、、、
少しでも早いうちに資産運用でお金を増やす力を身につけておくのがベストです。
という私も現在セミリタイアに向けて絶賛資産運用中。今後は毎月の資産運用状況なんかもこのブログで公開していく予定です。あとは家計簿も公開して記事にしていく予定!
その他セミリタイアに向けた情報を発信していくので、ぜひまたブログにお越しいただけるとうれしいです!!
最後までご覧いただきありがとうございました!それではまたっ!